このサイトを見てもまだシェリアのことを可愛いとか言ってられるかな?

本編その35
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13570110

04:41〜05:15
憧れだった
ソフィ「新しいホルダー(プラチナホルダー)かっこいいね」
アスベル「このモデルは学生時代から憧れだったんだ」
マリク「感心せんな アスベル」
ソフィ「どうして?」
マリク「物に頼りすぎると己を磨くことを忘れてしまうからな」
シェリア「あこがれていたものを手に入れたからこそがんばるって事もありますよ?」
マリク「昔はそんなものを使わずとも剣豪と呼ばれた歴戦の剣士が多くいたのだ…… 時代は変わったな。どんどん便利になる一方で使う人間がふ抜けになって……」
シェリア「姑みたい……」

シェリアも人の事言えねーよ

10:06〜11:00
天井の領域
パスカル「お姉ちゃんどこにいるんだろ?」
ヒューバート「勘弁して欲しいですね。魔物もいる上 一向に見つからないときました。どれだけ大規模な研究を行っているのですか」
マリク「だが困窮した国内で これだけの研究所を提供されている。これは確実に大輝石に近づいている証拠なのかもしれない」
ソフィ「ねえ……」
シェリア「ソフィ 教官たちは大事な話をしているみたいだから邪魔しちゃダメよ」
ソフィ「ちがうの この檻(培養槽)にいる魔物……」
シェリア「だめよ近づいちゃ」
ソフィ「ちがう……これなにかヘン」
シェリア「そうね……言われて見れば確かにそんな気もするわ。 なんだか 檻に入れたというより始めから檻の中にいた……という感じかしら」
アスベル「魔物を人工孵化させる研究でもしているのかな?」

12:06〜22:52
シェリア「この研究所にいる魔物って変わった種類が多いわね」
マリク「フェンデルは生物兵器の研究に力を入れようとしていると聞いた事がある ここはそのための施設なのかもしれないな」
妖怪のようなものが現れる
アスベル「こいつ 今までの奴より強そうだぞ!?」
ヴェーレスと戦闘
フーリエ「あのヴェーレスを倒してしまうなんて信じられない……」
パスカル「フーリエお姉ちゃん!」
フーリエ「パスカル? あなただったの? 誰かが研究を盗みに来たのかと勘違いしてしまったわ」
パスカル「あれ ヴェーレスっていうんだ。あんな凄いの作っちゃうなんてやっぱり尾根ちゃんはさすがだね」
フーリエ「あっさり倒しておいてよくそんな事言えるわね それで 何しに来たの?」
パスカル「フェンデル政府がやってる大輝石の事でちょっとね」
フーリエ「大紅蓮石(フォルブランニル)の……? 断っておくけど あの研究は私が長年かけて ようやく完成させたものよ あなたの研究を下敷きにしたかもしれないけど その事で文句を言われる筋合いはないわ」
実際は研究を盗んだんだが
パスカル「文句なんて言わないよ。さすがお姉ちゃんだって思う。あたしは途中でやめちゃったのに ……でもあれ 今のままじゃ完ぺきに完成したとは言えない。やっぱり未完成だよ」
フーリエ「言いがかりをつける気!?」
パスカル「そうじゃないけど……ん〜説明するより実演したほうが早いかも。ちょっとやってみるね 輝石のかけらどこかに落ちてない? 豆粒くらいの小さい奴」
ソフィ「これは?」
パスカル「そうそう ちょうどこんくらい。ちょっとこれ貸してね」
輝石を培養槽に入れる。しかし、豆粒くらいの小ささではなく拳くらいの大きさである
フーリエ「驚いた? 火の輝石の原素をここまで効率的に引き出せるのは画期的な事なのよ」
パスカル「ここからさらに……ペチペチ……ピシっと」
フーリエ「ちょっと パスカル。何を……」
パスカル「みんな 離れて!」
フーリエ以外が離れる。アスベルが咄嗟にフーリエを引き離す。その後培養槽が爆発した。
フーリエ「な 何が起こったの……?」
パスカル「ほらね? 火の輝石はこれが厄介なんだよ 原素を抽出するときに一定以上の圧力をかけると暴走を始めちゃうの こうなると止められないよ。しまいには周囲の原素密度が極限に達してドン! なわけ 武器に使うくらいなら被害も知れてるけど 大輝石はまずいよ 暴走したらシャレにならないもの」
フーリエ「パスカル……もしかしてあなたが研究を途中で放棄したのは……」
パスカル「うん。先に結果が見えたからあきらめちゃった だからお姉ちゃん 早く実験を辞めさせないと。大事故が起きないうちにさ」
フーリエ「……できないわよ そんな事」
パスカル「う〜ん 自分じゃ言いづらい? だったら 場所を教えて。あたしが代わりに行ってくるよ」
フーリエ「あなた 私を馬鹿にしてるの?」
パスカル「え?」
フーリエ「何が先に結果が見えたからあきらめたよ! あなたが放棄した研究を完成させるのに 私がどれだけ苦労したと思っているの!? なんでも軽々とこなしていつも私のやる事を真似して先に結果を出して! 私が必死に努力してたどり着いた先に いつもあなたが先回りしてる その気持ちがわかる?」
パスカル「お お姉ちゃん……」
アスベル「フーリエさん 俺たちはどうしても大輝石の所へ行かなければなりません 今 フェンデルの大輝石は事故の危険以外にも重大な危機に見舞われているからです 大輝石に含まれる原素が他ふたつと同様 このままだと消失するかもしれません」
フーリエ「他のふたつですって……?」
アスベル「はい。だから俺たちは なんとしてもその危機を食い止めたいんです お願いします フーリエさん 火の大輝石の場所を教えてください」
アスベル以外がフーリエに頭を下げる
フーリエ「大輝石のある場所は私も知らない。実験の責任者ならわかるけど」
アスベル「なんという人ですか?」
フーリエ「フェンデル軍技術将校 カーツ・ベッセルよ……」
マリク「カーツ・ベッセルだと?」
アスベル「教官のお知り合いですか?」
マリク「ああ。まさかこんな所で再びあいつとつながるとは……」
アスベル「そのカーツという人は今 どこにいるんですか?」
フーリエ「軍の技術省は帝都にあるわ。ただし 彼が確実にそこにいるかどうかはわからない」
アスベル「ありがとうございます。それだけ聞けば十分です 俺たちはそのカーツという人に これから会いに行ってみます」
フーリエ「……好きにすればいいわ。私には関係のない事よ

23:18〜24:22
無意味な事は許さない
アスベル「大輝石につながる情報は得たが……これでは なんだか……」
ヒューバート「良かったじゃありませんか。少なくともフーリエさんが 生物兵器開発を目的としていない事がわかったんですから」
シェリア「ヒューバート……パスカルもフーリエさんもお互いつらそうなのを見て 何も感じないの?」
ヒューバート「ええ ぼくらにとって大切な事は別にありますからね」
シェリア「私は……あんなパスカル見ていられない」
アスベル「二人の仲を戻すために何か出来る事はないだろうか」
ヒューバート「……やめて下さい。兄さんたちが何を考えようと そんな無意味な事に時間を費やすのはぼくが許しません」
シェリア「そんな……」

24:19〜26:24
パスカル「お姉ちゃんがあたしの事をあんな風に思ってたなんて知らなかったよ 知らないうちにお姉ちゃんを苦しめていたなんて…… あたし やっぱりお姉ちゃんに謝ってくる」
ヒューバート「やめた方がいいと思います 彼女が再びたちががるためには自分で自分を認められるようにするしかありません ……下手な同情は余計に傷つけるだけです」
パスカル「いつかわかってくれるかな……あたしがお姉ちゃんを好きだって事……」
シェリア「パスカル……」
アスベル「大丈夫。いつかわかってくれるさ 大輝石の実験を止められるのはパスカルしかいない…… そうわかっていても姉として負けたくなくてああいうしかなかったんだ
フーリエさんの努力が人の命を奪った なんて悲しい事にならないためにも…… なんとしても実験をやめさせよう。もちろん俺たちも協力する」
ヒューバート「しっかりしてください。お姉さんを救えるのはあなただけなんですよ ぼくらとしても……あなたがいないと始まらないんですから 一緒に……行きましょう」
パスカル「弟くん…… ありがとう みんな 本当にありがとう」
ソフィがパスカルを撫でる
アスベル「ヒューバート……お前……」
ヒューバート「兄弟の事で悩む気持ちはぼくにも一応わかりますから…… それに 賑やかな人がいた方が寒さもまぎれます さあ 時間がありません 帝都へ急ぎましょう」

本編その36
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13575104

本当に練習なのか?
00:40〜02:58
ソフィ「アスベル お願いがあるの。 あのね……私と戦って欲しいの」
アスベル「戦うって 俺とお前で? 突然 どうしたんだよ?」
ソフィ「いいからお願い。ね!」
アスベル「戦いの練習って事でいいなら……」
ソフィ「それでいい。でも手を抜かないで思いっきりやってね。 いい アスベル?」
初音ミクソフィと戦闘
ソフィ「はぁはぁ……」
アスベル「俺の勝ちだ。それにしても疲れたな。ソフィも疲れただろ?」
ソフィ「……うん。でも それでいい。もしもリチャードと戦うことになったらその方がいい……」
アスベル「リチャード?」
ソフィ「わたしね アスベルと戦ってわかったの」
アスベル「……何を?」
ソフィ「やっぱりアスベルは友達」
アスベル「結局 お前が何をしたいのかよくわからなかったけど……へ へっくしょん! 汗をかいたら冷えてきた」
シェリア「二人とも。温かいものでも作ってあげるわ」
アスベル「行こう ソフィ」
ソフィ「うん」(大丈夫……アスベルは友達。友達は……消してしまいたいと……思わない)

07:39〜08:54
マリク(ここは……)

アスベル「教官?」
シェリア「この建物がどうかしたんですか?」
マリク(ここへだけは来るまいと思っていたが 君が呼んだのか ロベリア……)
回想
マリク「ロベリア! 後を付けられたりはしていないか?」
ロベリア「大丈夫よ それより 頼まれていた物を持ってきたわ」
マリク「……ありがたい しかしロベリア これを手に入れるのは大変だっただろう 危険な橋を渡っているなら今後は……」
ロベリア「それはお互い様でしょ 私の事なら心配しなくても平気よ だから今度こそは成功させないと……」
マリク「……ああ 必ず」
回想終了
マリク(オレがもっと早く気づいていれば……ロベリア……君の笑顔は今も……)
アスベル「教官 顔色が優れていないようですが……大丈夫ですか?」
マリク「あ ああ……」
シェリア「温かいところで少し休みましょうか?」
・・・

09:02〜10:58
回想

マリク「なんだって!?ロベリアがオイゲン総領の娘!?」
カーツ「声が大きいぞ マリク」
マリク「そんな馬鹿な…… それが本当なら 何故彼女は我々に加担しているんだ!?」
カーツ「……さあな しかしこれでロベリアが政府重要拠点の地図の入手に成功していた理由がわかった 決して諜報能力に長けていたわけではなかったのだな」
マリク「……止めさせないと」
カーツ「なんだと?」
マリク「オレたちに関わるのを止めさせないと彼女の命が危ない」
カーツ「彼女は貴重な情報提供者だ。このまま協力を仰ごう」
マリク「カーツ……! お前……! くっ……!」
カーツ「マリク! どこへ行くんだ マリク!」
ロベリア「あ マリク……」?「どうしたの 怖い顔して……」
マリク「君は総領の娘だったんだな」
ロベリア「ど どうしてそれを……」
マリク「……これ以上オレたちに関わるな」
ロベリア「何故!? 私が総領オイゲンの娘だから? 私はこの国を憂いている活動家よ」
マリク「気持ちはわかる。だが改革を志す者には常に危険がつきまとうんだぞ」
ロベリア「危険は承知の上。止めたって無駄よ。それに……改革の為に父と戦う覚悟なら等の昔に出来ているわ」・・・「マリク……?」
マリク「……君が我々の情報を政府に漏らすのではと危惧している者がいる」
ロベリア「そんな……マリク あなたは? あなたも私を疑っているの?」
マリク「……その可能性がある者と行動を共には出来ない」
ロベリア「マリク……う……うう……!」
回想終了
マリク(どうしてあの時あんな嘘をついてしまったのだろう 君を失いたくない……どうしてその一言が言えなかったのだろう…… そのせいで 彼女は……)

18:30〜19:00
パスカル「また教官の機転で助かったね」
ヒューバート「まあ そうですね……」
マリク「嘘がうまい奴だと思ってくれてかまわんぞ」
アスベル「政府等への潜入には何とか成功したが……問題はここからだな」
シェリア「そうね。早くカーツさんの居場所を見つけ出さないと」

26:55〜27:38
男って本当にもう
シェリア「上の階もまだあるわ。何階建てなのかしら」
ヒューバート「どうなんですか?」
マリク「……ん? 何の話だ」
ヒューバート「……?どうして離れて立っているのですか?」
マリク「……あまり高いところは得意ではない」
ソフィ「……あ 下に人が見えるけど ちっちゃい」
アスベル「あの……高い所が苦手って本当ですか?」
マリク「ああ……なぜ嘘をつく必要がある」
アスベル「しかし 以前ウォールブリッジで俺たちを待ち伏せしていた所は 塔の上だったと思いますが……?」
マリク「あそこでお前たちを見つけたときは悔やんだぞ。でなければ オレが負けるはずはない」
シェリア「……アスベルに負けたのが悔しかったのね」

30:19〜32:54
世話がやけますねぇ
シェリア「ここ ゴミ捨て場かしら?」
パスカル「……!」
ヒューバート「パスカルさん どうしましたか?」
パスカル「うひょーー!これってギースオリジナルの三番ピストンだ。まだまだ使えるじゃん! うぉ しかもボアアップされてるっ! あれ コレが落ちてたと言うことはひょっとして……」
ヒューバート「ぼくはこんなゴミ漁りをする人と友達に……」
パスカル「弟くんも一緒に探して〜」
ヒューバート「……はぁ。何を探しているんですか?」
シェリア「ふふ」

本編その37
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13575746
01:03〜04:23
マリク「この写真は……」
回想
ロベリア「はあ はあ……!」
フェンデル兵1「いたぞ こっちだ!」
ロベリア「そんな……!」
フェンデル兵1「ようやく追い詰めたか…… ん? この女 どこかで見た顔だな……」
ロベリア「寄らないで! ……私はこの国を憂う憂国の戦士です! あなた方のような政府の犬が見知るはずもありません!」
フェンデル兵2「言ったな 女!反乱分子め 覚悟しろ!」
マリクが来る
フェンデル兵1「くたばりやがれ!」
ロベリア「うあっ!」
ロベリアが射殺される
マリク「ロベリアーっ!」
フェンデル兵2「な 誰だ!?」
フェンデル兵1「ぐはあっ!」フェンデル兵2「ぐあっ!」
素手でそんな簡単に倒せたら間に合っただろ
マリク「ロベリア しっかりしてくれ!ロベリア!」
ロベリア「マリク…… はい これ……政府塔の……中の……輝石保管庫の……場所よ…… 前に渡した地図には詳しい場所が……書かれていなかったから……」
マリク「ロベリア…… ……今すぐ手当てしてやるからじっとしてるんだ」
ロベリア「……マリク 私ね……」
マリク「ロベリア もう喋るな」
ロベリア「あなたにこうしてもらうのずっと……」
マリク「ロベリア……? ロベリアーっ!!」
回想終了
マリク「彼女が命懸けで手に入れた輝石保管庫の場所が書かれた機密文章……その示す場所には情報通り 輝石が置かれていた 資源を手に入れ一時衰退していた改革運動は再び勢いを取り戻した
だが オレの心はこの件をきっかけに大きく運動から離れていった そして改革の運動自体も取り締まりの強化によりやがて下火になっていった……
ロベリアの意思を汲み彼女やカーツとともに改革を成していたら…… 彼女を失う事もなかったのだろうか……」
アスベル「教官 その写真……」
マリク「ああ 昔のオレだ 迷い間違うばかりだった頃の……」
アスベル「教官…… 教官の昔に何があったかは俺にはわかりません。けど……教官がウィンドルに来てくれた事は間違いじゃありません ……俺は教官に出会えてよかったと思ってます」
マリク「アスベル…… お前は 迷いの中にいるときも常に真っ直ぐな奴だったな」(お前のその真っ直ぐさにオレは救われているのかも知れないな……)

14:46
シェリア「たくさん本があるのね…… あれ この本って確か……」「きゃ……! 後ろに立たないでよっ」

05:59〜12:19
アスベル「これが……!?」
パスカル「ちょっと待ってね。ふんふん……あ〜なるほど。あそこにあったのか〜 帝都を出てすぐ近くにある流氷の中に隠されてるみたい」
マリク「あんな所に……? ここから目と鼻の先に等すすっ」
シェリア「そんなに帝都に近いならもし大輝石に何かあったら大変な事になるわ」
ソフィ「誰か来る」
カーツがドアから入ってすぐアスベルとマリクに武器を向ける
カーツ「マリク……? お前だったのか」
マリク「相変わらずの技の切れだ。さすがだな カーツ」
カーツ「久しぶりだと言いたいが素直に旧交を温められそうな雰囲気ではないな」
マリク「カーツ。オレたちはお前に話があって来た カーツ。お前はこの国にある大輝石の実験を取り仕切っているそうだな」
カーツ「……そうだ。長い年月をかけてようやくここまでこぎつける事ができた この実験が成功すれば大輝石を資源として活用できるようになる それにより 我が国の人間がどれほど救われる事か 二十年前に始めた改革の志が形を変え ついに成就するのだ」
マリク「実験をやめろ カーツ」
パスカル「フーリエお姉ちゃんの研究をそのまま使ってるでしょ? あれ 未完成なんだよ 過度に原素を取り出そうとすると大輝石が暴走して制御できなくなる」
マリク「彼女はパスカルだ。アンマルチア族の一員で 過去に大輝石を研究していた フーリエ氏の研究を途中まで手がけていたのもこのパスカルだ」
カーツ「……何も問題はない。実験は予定通り遂行する」
マリク「カーツ!?」
カーツ我々はフーリエ氏の研究成果をそのまま使用しているわけではない 氏の研究を土台としてそこに我々独自の 十分な改良を重ねている。心配はいらない」
アスベル「しかし……」
カーツ「我々にはもう時間がないのだ。今実験をやらなければ 我が国の国民の生活は最悪な状況となる 生き延びるためには 隣国へ攻め込むしかないという事態のもなり兼ねんのだ そうなったら最後ら。これまでの国境紛争どころではない 全面戦争となるだろう」
アスベル「隣国というのはウィンドルの事ですか」
カーツ「話はここまでだ」
マリク「どうしても実験をやめるつもりはないのか?」
カーツ「マリク。昔のよしみに免じてここから立ち去る時間だけはくれてやる これ以上ここにとどまるなら警備の兵を呼ぶぞ。その前に政府塔を出るがいい」
マリク「カーツ お前は……」
カーツ「何も言うな。既に私とお前の道は深く分け隔てられている」
リチャード来るよって教えといてやれよ あと失敗時の危険性も説明しろ
政府塔玄関
パスカル「大輝石の場所はわかったけど……」
シェリア「結局カーツさんには実験の中止を受け入れてもらえなかったわね……」
マリク「あいつはこの二十年というものずっと戦い続けてきたのだろう。あいつなりのやり方で それがどれほどの苦労だったか。できれば応援したかったが…… パスカル カーツはあのように言っていたが……やはり実験は危険なのか?」
パスカル「大輝石に含まれる原素の特性にまつわる問題だから。絶対安全って事はないんだよ」
マリク「そうか……」
アスベル「教官 大輝石のもとに向かいましょう。カーツさんの実験を止めるために それが 真実を知っている俺たちの責任だと思いますから」
マリク「責任か……」
ヒューバート「次にカーツ氏と会うときは間違いなく戦いになるでしょう。あなたは彼と戦えるんですか?」
マリク「カーツと戦う……か」
ヒューバート「……ぼくたちは今フェンデルという国そのものを相手にしているのも同然なんです しかもこの数で乗り込むんです。戦力にならない者がいては困ります」
プレイヤーから見ればシェリアがその戦力にならない者なのだが
マリク「カーツは今でのオレの友だ。オレのその思いは何があろうと揺らぐ事はない だからこそ あいつと戦う事も覚悟のうえでオレはあいつを止めねばならん それがオレの使命でありけじめでもあると思っている」
ヒューバート「……わかりました。それだけ聞けば十分です 先を急ぎましょう」

13:30〜16:42
パスカル「フェリマー 入館証ありがとう 用が済んだからこれ返すね」
フェルマー「あら パスカルちゃん わざわざありがとう でもね それもういらなくなっちゃったのよ」

パスカル「おろ なんで?」
フェルマー「あのね……彼がプロポーズしてくれたの! だからもう政府塔で働かなくても良くなったの いわゆる寿退社ってやつなの!」
パスカル「おお それはおめでとう」
フェルマー「今の私は この幸せを誰かに分けてあげたい気持ちよ♪」
パスカル「ホントに!? ちょうだい ちょうだい!」
フェルマー「あらら?パスカルちゃんもついにそういう方面に目覚めたのね いいわ 私が幸せをわけてあげちゃう♪ パスカルちゃん この中で一番好きな人は誰なの?」

パスカル「へ?一番好きな人? それは……」
フェルマー「ああ 待って!私に当てさせて! そうねぇ…… う〜ん こうしてみるとなかなかの粒ぞろいなのね……
こちらの彼(マリク)はなんとなく秘密の香りがするわね ……多少の秘密があった方が男ってもてるのよね モテ過ぎな男はだめよ。将来苦労するわ! 私の彼みたいにほどほどにイケてるのが安心でいいのよ あら 彼(ヒューバート)は年下君かしら? 照れちゃって可愛いわね〜」
ヒューバート「照れてません! 変な言いがかりはやめて下さい!」
フェルマー「……素直じゃないのね のんきなパスカルちゃんとは相性は良さそうだけど…… 私 怒鳴る男の人って苦手だわ やっぱり私の彼のように優しくないとね♪ で最後の彼(アスベル)だけど……」
シェリア「この人はだめよ!」
フェルマー「え どうして?」
シェリア「え えっと…… だ だって アスベルってば ぜんっぜん気が利かないし 自分勝手だし 頑固者だし めっちゃくちゃ鈍感だし……! と とにかく! 絶対! 駄目なんです!!」
💧
アスベル「ひどい言われようだな……」
フェルマー「う〜ん となると全滅よね…… ……パスカルちゃん気を落とさないで 私の彼みたいに魅力的で素敵な人はいつかきっと現れるから!」
パスカル「ん 大丈夫。魅力的で素敵な子ならもうちゃんといるから」

シェリア「えええええ!?」
ヒューバート「ど どこに……!?」
パスカル「ここっ! ソフィほど あたしの事をわくわくどきどきさせてくれる人はいないよ〜 ね ソフィ……」
ソフィに突き飛ばされる
「ぶごっ!」
ソフィ「……さわるの だめ」
フェルマー「……パスカルちゃんの春はまだまだ先になりそうね」

パスカル「う〜ん これはこれで……しあわせ……」
💧

22:17〜23:16
それぞれの立場
マリク「どうやらこの氷山は 中央が吹き抜け構造になっているようだ」
パスカル「となると 大輝石があるのは間違いなさそうだね」
ヒューバート「どうしてですか?」
パスカル「大昔のアンマルチア族が制御装置を搬入したはずだからね。人為的にシャフト構造にしたんじゃないかな?」
シェリア「……あの 教官。どうしてカーツさんは実験中止をわかってくれないのでしょうか?」
マリク「この国の民には一刻の猶予もないのだ」
シェリア「それでも 実験が失敗すれば皆ケガをしたり 下手をすれば死んでしまいます!」
失敗時の危険性を一切説明してないからな
ヒューバート「だからですよ。このまま飢えていくのを待とうが 戦争しようが あるいは実験に失敗しようとも 彼らに待っているのは死なのです どの道を選ぼうと大差はありません」
マリク「だが オレたちは止めなければならない。どんなにののしられようが 失敗するのをみすみす見逃す事はできん!」

24:59〜25:55
助走が大事
シェリア「大きな氷柱が倒せないのよねえ」
パスカル「そんなの簡単だよ!」
シェリア「どうやるの?」
パスカル「今よりもっと大きな力をぶつければいいじゃん」
シェリア「どうすれば大きな力になるの?」
パスカル「いろいろ方法はあると思うけど 例えば……それ!」
シェリア「と 突然 何するのよ」
パスカル「ほら シェリア倒れないでしょ。でもね いくよ〜!」
シェリア「え ええ!? 痛 た た……」
パスカル「ほら 倒れた。 勢いよくぶつけると大きな力になるんだよ!」
シェリア「もう それならそうと先に言ってよ。でも 何かヒントになりそうね。勢いよくか……」
パスカル「あたしがやったみたいに なが〜く助走をとるとうまくいくかもね!」

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