このサイトを見てもまだシェリアのことを可愛いとか言ってられるかな?

本編その32
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13545501
02:23〜02:47
シェリア「なんとか集まったわね」
おかみさん「それはストラテイムの角!? まあまあまあ あんたたちだね! うちのチビたちのためにストラテイム退治にいってくれるなんて……」
パスカルがストラテイムの角を渡す
おかみさん「いやぁ……たまげたね……ストラテイムの角はねんりょうになるってわかっててもうちらじゃとても手が出ない 本当にありがとう。 大切に使わせてもらうよ」
シェリア「……あの お嬢ちゃんの様子はどうですか?」
おかみさん「ああ だいぶ落ち着いて来たよ。あんたたちのおかげさ ストラテイムと戦って疲れたろう。お代はいいからうちの宿に泊まって行っとくれ」
アスベル「いや 俺たちはそんなつもりでは……」
おかみさん「チビたちの恩人にささやかなお礼だよ じゃあ 部屋をあっためて待ってるからね」

02:56〜03:28
パスカル「あああ〜ぬくい〜幸せ〜」
おかみさん「いらっしゃい。待ってたよ」
シェリア「お世話になります」
おかみさん「こんなひなびたところに来てくれた久し振りの他所からのお客様だ。うんともてなさせてもらうよ たいしたものはないけど 腕によりをかけて料理するからね」
その後はマリクとソフィの会話など

12:55〜16:04
研究者「あぎゃ! 君たちが持っているその笛ってばロックガガンの笛じゃね!?」
アスベル「この笛ですか。 ええ ロックガガンの腹の中で見つけたものです」
研究者「んが……あが……!がーんがーん!ドドド パーン!」
ヒューバート「……なんですか コレは?」
研究者「人の事コレって失礼だね。汁だしちゃうよ」
マリク「なんなんだ お前は?」
研究者「あ〜最悪だ。それなりの覚悟してここまで来たのに もうお終いだよ おら さっさとザヴェートまで戻るぞ」
変な研究者が立ち去る
パスカル「何言ってるんだろ?」
シェリア「見なかったフリしましょう」
ヒューバート「そうですね。かなり変な人でしたからね」
変な研究者が戻ってくる
研究者「こら さっさと来いよ! このバーカバーカ」
ヒューバート「用ならここで聞きます。ぼくたちも 変な人についていくほどバカじゃありません」
研究者「じゃ 誰なのさ? バカは。 この俺なのかな〜」
シェリア(怖い上に絡みづらいわね……)
研究者「ああ! そこのお姉ちゃん。今から絡みづらいとか思っただろー!」
シェリア「いえ……私は……」
マリク「話が進まんな。おい 用はなんだ。早く言え」
研究者「ったく 仕方ねえな。 お前たち ロックガガンの笛持ってるだろ それ 元々は俺のなんだよ」
アスベル「それじゃ ロックガガンの小屋に住んでいたのは あなた!?」
シェリア(怖くて絡みづらい上に……あんな所に住むなんて変態なの……!?)
研究者「ちっげーよ。手紙読んだだろ?読んだよな!」
マリク「そんな物もあったな。 ロックガガンを 変わって救ってくれと書いていたと思うが」
シェリア「文面から想像していた人とはずいぶん違うわ」
研究者「ああやって書いた方がドラマチックじゃねーか」
アスベル「すごく迷惑な人だな……」
研究者「それでな ロックガガンはどうでもいいわけよ。 救ってほしいのは俺なわけよ」
実際の真面目な物を書いている人って案外、こういう人多かったりするかもしれない
ヒューバート「さっさと本題に入ってくれませんか?」
研究者「入りかけてるんだから黙っといて。えっとな…… 学会で発表しようと思うけど誰も信じてくれないわけよ。ロックガガンの研究ね」
アスベル「学会って……」
ヒューバート「ぼくたちが想像している学会でない事はこの人物を見ればわかります」
パスカル「ガッカリ?」
研究者「がっかりじゃねーよ。学会! こう見えても 本当に俺ってすごい研究者なのよ」
シェリア(嘘ね……私たちをたますつもりだわ……)
研究者「嘘じゃねーよっ! ほら お前の心の中読めるくらい俺すごいんだから。わかるよねー? で そんな事はいいとして。かくかくしかじかで……『ロックガガンの毛』がとにかく欲しいわけよ。『ロックガガンの毛』がさ ザヴェートの依頼に出したはいいが だーれもやってくれないんだ」
ヒューバート「関わりたくないのが本音でしょうね」
研究者「あ ひっどい。傷つくわ〜」
アスベル「それで 俺たちに『ロックガガンの毛』を取ってきて欲しいと?」
研究者「オーライ!イクザクトリ〜!それじゃ 俺は街に戻ってるから。完了したら教えてね」
アスベル「あの ロックガガンから毛を取るなんてどうすればいいんですか?」
研究者「知らないよ。自分で考えて そんなの」
マリク「おい お前はいかないのか? どの道 ロックガガンの所へ行こうとしていたんだろ?」
研究者「あ 俺パス。 足冷たくなっちゃったし。 じゃ よろしく」
変な研究者が立ち去る
アスベル「どうしましょう?」
マリク「毛というぐらいだ。体内に入るのではなく外皮から取るのだろうが……」
アスベル「うーん……」

17:13〜18:07
高原で立ち止まる
シェリア「高原のキャベツよ。美味しそう」
ヒューバート「高原……そうか。これでぼくたちは……こうげんの雪を見た事になったのですね」
シェリア「……? さっきから見ているじゃない?」
ヒューバート「これまでストラタ軍の中でこの高原の雪を見た者はいません」
アスベル「だったら 帰って皆に自慢できるんじゃないか?」
ヒューバート「そうですね それは大変な自慢になります。なにせフェンデル山岳トンネルを超えて帰ってきた者は一人としていませんから」
アスベル「それって どういう……」
ヒューバート「群は何度もフェンデルにスパイを送り込みましたが帝都ザヴェートを見て無事に帰還した者はいません。ちなみに この高原を超えれば帝都だと言われています」
シェリア「私たちは……帰れるわよね?」
ヒューバート「皆……そう望んだはずです」

26:47〜27:43
アスベル「ここがフェンデルの帝都ザヴェートか……」
シェリア「随分霧が濃いわね」
ヒューバート「フェンデルは蒸気機関技術が発達した国です。吹き出した煙が霧となり町を覆っているんでしょう」
アスベル「ヒューバートはフェンデルの事情に詳しいんだな」
ヒューバート「仮想敵国に関する情報は可能な限り抑えておくのが常識です」
アスベル「仮想敵国って……ストラタはフェンデルと戦争するつもりなのか?」
ヒューバート「その可能性は昔から常に検討されていますね」
シェリア「そんな事になったら 確実にラントも巻き込まれるわね」
マリク「こんなんところでいつまでも話していると兵士に目をつけられるかもしれない 行動を開始しよう」
アスベル「よし。まずは何か知っている人がいないか探してみよう」

人格以外は一般人のシェリアはともかく、アスベルはその可能性を考えないとか、のほほんとしすぎだよな 平和ボケって言うか

本編その33
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13554355
00:58〜01:47
ぎゅっとなってぎゅっとして
シェリア「ストラタとフェンデルがいつ戦争になってもおかしくないなんて……」
ソフィ「ねえ 戦争になったらどうなるの…… みんな 死ぬの……死んじゃうの?」
シェリア「そんな事させないわ。 アスベルも私も ヒューバートもよ」
ソフィ「でもね 死ぬのを考えると怖い。 胸の奥がぎゅっとなるの」
シェリア「ひょっとして私たちを守った時の記憶が……? 怖い夢でも見たのよ。こっちにいらっしゃい。あなただけはどんな事があっても私たちが絶対に守るから」
ソフィ「シェリア……?」
シェリア「私だってあんな思い……二度としたくないわ」
シェリアがソフィを抱く

03:27〜04:53
ジョー「おや 皆さんもザヴェートに来たのです?」
ヒューバート「ええ。一人なんですか?お兄さんとお姉さんは?」
ジョー「今は お出かけの最中です」
ソフィ「ねえ ジョー君。 聞いていい?」
ジョー「マ マイエンジェル! 何でも聞いてほしいのです♥」
ソフィ「いつも ぺんぺんされて痛くないの? いやじゃない?」
ジョー「痛いのです。でも お兄様もやりたくてやっているわけじゃないのです お姉さまの料理がマズイ事だってわかっているのです。それは本人もなのです」
ヒューバート「どうしてあのような屈辱に耐え続けているのですか?」
ジョー「お兄様とお姉さまと一緒にいるためです。」

ジョー「お兄様が世界一の鍛冶屋に お姉さまが世界一のコックになれば 一緒にいられるのです」
ヒューバート「よくわかりません。どうして世界一にならなければ一緒にいられないのですか?」
ジョー「世界一じゃなくてもいいのです。ただ僕たちには夢があるのです」
マリク「ベラニックでも言ってたな。 漆黒の翼とか 何とか」
ジョー「皆で考えたお店の名前なのです。店を出したら 僕たちは一緒にいられるなのです!」
シェリア「偉いのね……」
ヒューバート「だから耐えてこれたと?」
ジョー「耐えるというほど大変でもないのです。楽しいのです
ヒューバート「……そうですか。弟業も大変ですからね。同情します」
ジョー「あなたも弟なのですね!弟の先輩なのです。うれしいのです! あ そろそろ二人を迎えにいかなきゃならないのでこれで なのです!」
ヒューバートは称号「弟先輩」を習得しました

07:49〜08:21
入れないからな
シェリア「へえ。ザヴェートってパイプばかりの街なので。この中はどうなっているのかしら?」
アスベル「やめておけよ シェリア。落ちたら危ないし 何かあってからじゃ遅いんだぞ」
シェリア「え 心配してくれてるの?」
ソフィ「じーー下にキラキラ 小銭(コイン)がいっぱい落ちてる」
アスベル「ほら 真似した。だからやめろって言ったじゃないか」
シェリア「……もう。いつもそれなんだから」
アスベル「……?」

元ネタはマリオ。もともとwii用だったので任天堂ネタが入っている
ちなみにここでもアスベルの鈍感さが表れている

10:28〜14:59
アスベル「フェンデル政府が大輝石の実験を行っているのは本当みたいだな 肝心の大輝石がどこにあるのか未だにわからないが……」
シェリア「アンマルチア族の協力を得て実験が進められているといっていた人もいたわね」
アスベル「その点も驚きだ。今でもアンマルチア族がいるなんて」
パスカル「まずいよこれは……まずいまずい 絶対まずいって」
アスベル「何をそんなに焦っているんだ?」
パスカル「フェンデルの大輝石って他のと比べて特殊っていうかさ。簡単に原素が取り出せないんだよ 理論的には可能なんだけど技術的には困難っていうかさ
大輝石で実験してそれが失敗しようものならとんでもない事になるよ」
アスベル「とんでもない事って……具体的には?」
パスカル「う〜ん……フェンデル全土が吹っ飛ぶだけじゃすまないかもね 本当本当。帝都に来る途中ででっかい穴が道に空いてるの見たでしょ? あれ 輝石の力が暴発してできたんだよ? しかもこれくらい(数センチ)の大きさの
この程度であれだけの穴だよ?大輝石だったらって想像したらそりゃ焦るでしょ?」
シェリア「ねえパスカル…… あなた どうしてそんな事を知ってるの?」
パスカル「あの穴作ったの あたしだから だからまずいんだって。たぶん大輝石の実験に使われているのもあたしの技術だよ 闘技島で兵士が持ってた武器がそうだったからね。基本原理が一緒だったからすぐわかったよ」
アスベル「実験に用いられているのはアンマルチア族の技術じゃなかったのか?」
パスカル「あたし アンマルチア族だもん」
アスベル「そ そうだったのか?」
パスカル「あれ 言ってなかったっけ? みんな これから アンマルチア族の里へ行ってみない? そこへ行けばいろいろ詳しい情報が手に入るよ。大輝石のある場所もわかるかも」
アスベル「アンマルチア族の里というのはここから近いのか?」
パスカル「すごく近いってほどでもないけど一応 同じフェンデルの中だから」
アスベル「そうか。そういう事なら……」
ヒューバート「待ってください なぜ今までアンマルチア族だという事を黙っていたんですか 何か都合が悪い事でもあるからなんじゃないですか」
パスカル「え?何も聞かれなかったから言わなかっただけだよ」
ヒューバート「それと あなたもです。先ほどの演技はあまりにも堂に入りすぎていた 案外あれは 真実だったんじゃないですか?」
アスベル「ヒューバート よせ」
ヒューバート「兄さんは怪しいと思わないんですか?」
マリク「ヒューバート 君の指摘は正しい オレはこの国の出身だ。もっとも戻ってきたのはかれこれ二十年ぶりになるが」
ヒューバート「やはり……! 兄さん。ここまでわかってもこのふたりと行動を共にする気ですか? 彼はフェンデル人である事を隠し 彼女はアンマルチア族である事を聞かれなかったからと言わずにいたフェンデル人やアンマルチア族は平気で嘘をついたりごまかしたりするんですか? ぼくは……隠し事をする人は昔から嫌いなんです。こんな人たちと行くのはごめんだ」
アスベル「ヒューバート……」
フェンデル兵「ここにいたぞ! 貴様はいったい何者だ?マリク・シザースという人物はとうに死亡しているではないか!」
マリク「なるほど。そういう扱いになっていたとはな」
フェンデル兵「貴様らの身柄を拘束する。全員集合!こいつらを捕らえろ!」
アスベル「まずい……ひとまず帝都の外へ脱出しよう!」

実は一番平気で嘘をついたりごまかしたりしているのはシェリアだがヒューバートは気づいていない
シェリアは嘘が非常に巧妙だから仕方ないね

15:08〜15:29
こんな時だけ日課
パスカル「ごしごし……」
ソフィ「がらがらがら……」
ソフィ、パスカル「ぺっぺっ!」
ヒューバート「何を呑気にに!兵士に追われているんですよっ!」
シェリア「二人とも歯磨きなんてしている場合じゃないでしょう!」
パスカル「はみがきはみがきってうるさいのシェリアじゃ〜ん。 ねえ ソフィ」
ソフィ「うん」
シェリア「こんな時だけ素直にならないのっ!」

言いたいことはわからんでもないが風呂に入る余裕がないほどの戦争の真っ最中に風呂入れという奴がそれを言っても説得力がない

16:28〜17:05
アスベル「ここまで来ればひとまず大丈夫だとは思うが」
シェリア「これからどうするの?」
パスカル「ねえ やっぱり アンマルチア族の里へ行かない? ちょうどその方角に出てきたし 寒いけどなかなかいい所だよ。いこっ!」
パスカルがヒューバートを引っ張る
ヒューバート「ちょっと!離して下さい!!」

19:32〜21:14
パスカル「ふぅ〜 びっくりしたね。まさか宝箱の形をした魔物がいるなんてね」
マリク「擬態というやつだな。生物が生きようとする力は本当に恐ろしいものだ」
シェリア「あら?何か袋が落ちているわ 中は石みたい。輝石か鉱石かしら」
アスベル「あの魔物が食べてしまっていたものかな?」
パスカル「おんや? すごい輝石。原素で熱を帯びてる……」
精霊のようなものが出る
マリク「パスカル 何をした……」
パスカル「あたしは何もしてないよ〜」
契約は果たしたぞ…… 余は火の竜をも貶めたブラドフランム
アスベル「どうなっているんだ?」
おぬしの系譜に余が反応したようだ。力を与えてやる この地に降り立つ日を今かと待っていてやる。それまででないぞーー
パスカル「ありゃ 行っちゃった」
パスカル「体は大丈夫なのか?」
パスカル「うん なんともないよ。むしろ力がみなぎってムンムン〜って感じ〜」
シェリア「ムンムン?変な表現するのね」
マリク「ギンギン?」
💧
アスベル「教官……それもちょっと違うと思います」

22:57〜23:52
……すぎます
シェリア「雪の下で育ったカボチャはすごく甘いんでしょうね」
ヒューバート「……ちら……」
シェリア「あら ヒューバート。あなたもカボチャが気になるの?」
ヒューバート「いえ……そういう訳では」
シェリア(そういえばヒューバートったら時々 私の事をちらちら見てるわよね)「気になってる事でもあるの? いわないなんて心の毒よ。いいわよ言って」
ヒューバート「ずっと長い間気になっていたのですが……なんと言えばいいのでしょう……」
シェリア「遠慮なんてしないでよ」
ヒューバート「では率直に…… そのスカートは短すぎます」
シェリア「へ スカート? 短い?」
ヒューバート「それでは戦いの中で皆の意識がそがれます。膝上がどれだけ開いているんですか。風紀が乱れます!」
シェリア「ちょ ちょっと そんな真っ直ぐに見ないでよっ」
ヒューバート「ですから そうならないように注意しているんです!」

23:56〜24:36
迷う必要はない
アスベル「すごい吹雪だ……」
ソフィ「……飛ばされちゃう。あー……」
パスカル「おお ソフィに触れる〜!風よもっと吹け〜 雪よ舞え〜」
シェリア「風が強くなってきたわ。まだ行くの?」
パスカル「里までもう少しあるけど どうする教官?」
マリク「無理をせずに 休みながら着実に進むのがいいだろう。構わないか ヒューバート?」
ヒューバート「……そうですね。ザヴェート山はフェンデルで最も標高の高い山です これはついでですが あなたの判断は常に正しかった。迷う必要はありません。そうしてください」

25:26〜31:34
ソフィ「今 何か……聞こえた」
いのししが現れた
マリク「こいつは……!」
ヒューバート「たかがいのししです。そうあわてなくても……」
パスカル「弟くん 背中見せちゃだめ!危ない!」
パスカルがヒューバートを庇う
ヒューバート「パスカルさん!?」
パスカル「……いてて。弟くん……大丈夫?」
シェリアがパスカルに近づくけどその部分は気にしなくていいか
マリク「全員 身構えるんだ! この辺は気候が厳しいせいで野生動物といえども凶暴だ。背を見せたら襲ってくるぞ! ……来る!」
チムピオーンボアと戦闘
シェリア「危なかったわね……」
アスベル「背を見せたら襲って来る……三毛陽としている獲物を追う修正 ですね」
ソフィ「パスカル 大丈夫?」
パスカル「あ うん。 ちょっと擦りむいただけだよ。平気平気」
ヒューバート「……どうしてごくを庇ったりしたんですか あんなにあなたの事を疑ったのに……」
パスカル「どうしてって……仲間がピンチだったんだよ?」
ヒューバート「仲間…… ぼくが油断していたせいで…………すみません」
パスカル「気にしないで 弟くん」
ヒューバート「なんで……笑えるんですか…… あなたも……!もっとぼくを責めてもかまいませんよ マリクさん」
マリク「百戦錬磨の達人でも 一度の油断が命取りになることもある」
ヒューバート「そう……ですね」
マリク「……しかし君は自らの過ちを認める事ができている その素直さがあれば二度と同じ事は繰り返さないだろう」
アスベル「教官は俺にもそうやって色々な事を教えてくれましたね」
ヒューバート「……ぼくを 責めないんですか」
マリク「自らの過ちを責めているものをさらに責めたたる趣味はないのでな」
ヒューバート「マリクさん……」
マリク「それに みな無事だったんだ よしとしよう。 なあ パスカル?」
パスカル「そうそう。問題なしだよ」
ヒューバート「でも……それでは……ぼくの気が済みません 借りを作ったままなのは嫌なんです……」
パスカル「う〜ん そこまで言うなら…… じゃあこのいのしし 里まで運んでもらっちゃおうかな」
ヒューバート「こ これを担いでいくんですか!?」
パスカル「……無理かな?貴重なタンパク源だからお土産にしたいとこなんだけど」
アスベル「かなりでかいよな……このいのしし」
パスカル「しょうがない……じゃあいのししの代わりに…… 今から弟くんとあたしは友達ね!」
ヒューバート「パスカルさん……」
パスカル「よし 里まであと少しだし急ごう!」

本編その34
00:00〜00〜30
シェリア「ここがアンマルチア族の里……? なんていうか 独特な感じね」
マリク「オレがフェンデルにいた頃はここの事は何も知らなかった」
パスカル「おおっぴらにしていないだけでフェンデル政府には技術提供とかちょこちょこやってたんだよ さ〜て まずはあたしの部屋へ行ってみよう」

01:43〜03:13
パスカル「あ あたしの部屋が…… あ あ あ…… 片付いてるっ!?」
ヒューバート「……これで片付いているんですか?」
ソフィ「ゴミ捨て場?」
シェリア「ソフィ!」
パスカル「何よこれ。勝手にこういう事されるの 困るな〜」
アスベル「パスカルが最後にこの部屋に戻ってきたのって いつなんだ?」
パスカル「……三年前くらいかな」
アスベル「それだけ空けてたら文句は言えないと思うが」
パスカル「……やっぱり 思った通りだね。輝石関連の研究記録が全部なくなってるよ
シェリア「誰かがパスカルの研究を使って フェンデル政府の実験に協力してるって事?」
パスカル「問題はそれが誰かだけど…… 長に聞いてみるのが一番早いね。絶対知ってるはずだから」
マリク「長というのは里で一番偉い人の事か」
パスカル「そうそう。いつから生きてんのかわかんないくらいのばーさま。お約束でしょ? というわけで悪いんだけど今度は長のとこに行くから。よろしく〜」

03:18〜04:11
aiboのような猫型ロボットの前 ドラえもんではない
好みをどうぞ
シェリア「今日の晩ご飯……どうしようかしら?」
ソフィ「……ん?」
シェリア「ん? うーん カレーばかりだとアスベルをひいきしてるみたいだし」
ソフィ「……んんぅ!」
シェリア「そうだ ソフィ。 今日はあなたの好きなカニタマはどう?」
ソフィ「……シェリア……あの動物動いた」
シェリア「パスカルの作ったおもちゃでしょ?放っておきなさい」
ソフィ「待って」
シェリア「あ ちょっとソフィ 今日の晩ご飯…… 教官。ちょうどいいところに。晩ご飯は何がいいですか? 好物を言ってもらっても構いませんよ」
マリク「では 鯛茶漬けはどうだ?」
シェリア「材料があるか見てみますね。 でも やっぱり教官の好みって渋いですね」
マリク「……やっぱり?」
シェリア「いえ 渋くてステキって意味です……よね?」
マリク「オレに聞くか?」

13:29〜
べろり世界の噴水
アスベル「アンマルチア族の里って……どうなっているんだ?」
パスカル「これの事? 昔の長が作ったチョコレートの噴水だよ」
アスベル「こんなもの 何に使うんだ?」
パスカル「アスベルはわかってないなあ。研究するのって 頭使うんだよ 疲れた時には 糖分とエネルギーの補給ができる甘いチョコレートが一番なんだよ」
ソフィ「ぺろ……すごく甘い。元気出た」
シェリア「ダメよ ソフィ。お腹壊すわよ」
ソフィ「でもすごく甘い。シェリアもなめてみたら」
シェリア「そうなの……じゃあ 少しだけ。ぺろ……」
アスベル「疲れたらチョコレートか。俺も少しだけ……ぺろ」
パスカル「あのさ〜 一応 直接手を突っ込むの禁止になってるんだけどさ」
アスベル「あ ごめん!」
アスベル・シェリア(パスカルに常識を指摘された……)

道理を弁えてない腰巾着が何を思うか

14:50〜
マリク「この里を見つけるなんて恐ろしい連中だな……」
アスベル「あれ……いつもと様子が?」
カージ「……ふん」
アーネ「……ぷい」
ジョー「あわあわ……」
パスカル「ありゃ なんか変だね?」
ソフィ「どうしたのジョー君?」
ジョー「あの お兄様…… お姉さまもそんな……」
ソフィ「ねえ ジョー君……」
ヒューバート「待ってください」
シェリア「ケンカしてるみたい」
アーネ「そうですわね。わたくしの料理はまずいですわ でも これでも上達しているのですよ! お兄様ったらヒドイわ!」
アーネが走り去る
カージ「ちょっと口が滑った事は謝ろう だが 上達しないのが悪いのだ もうやめよう。どうせ俺たち 血がつながっちゃいないんだ」
ジョー「ヘブンリーーー!」
ジョーが走り去る
カージ「なーんて 嘘。お前たちびっくりしただろう まあ みかんでも食べて仲直りしてやろう! いいアイデアも浮かんだのだ あ あれ? 二人ともどこ行ったのだ?」
アスベル「カージさん!アーネさんは走ってどこかへ!」
カージ「な なにぃぃい!」
パスカル「どうしちゃったの?」
カージ「うをおおおお! 出来たぞ! はい コレ」
火ないよ 出来たのはみかんマフラー
パスカル「なにこれ?」
カージ「貴様にくれてやろう! 俺は用事が出来たのでな」
カージも走り去る
シェリア「二人を探しに行ったのかしら?」
ソフィ「仲直りできるかな?」
ヒューバート「大丈夫でしょう。彼らなら。ねえ 兄さん」
アスベル「ああ きっとな」

22:00〜22:37
青年「うーん 困った……」
パスカル「なになに どしたの。深刻な顔して〜」
アスベル「俺たちで力になれる事なら協力しますよ」
青年「実は とあるサンプルの回収を頼まれているんだが……これが中々手に終えなくてね」
シェリア「手に負えない?」
青年「他機材に流用できるコアパーツだけ届ければいいんだけど……パスカルがいればなんとかなるはずだ」
パスカル「ほえ? あたし?」
シェリア「何か 回収できない問題でもあるんですか?」
青年「……まあ 見ればわかるさ 詳しくは依頼があるから そっちを見てちょうだい」

23:03〜24:45
パスカル「ちょ〜〜〜っと待った! ストップストップ!!」
アスベル「な なんだよ パスカル?」
💡
パスカル「あ〜 やっぱりだね。 ここ 罠が仕掛けられてるよ 少しでも衝撃を与えたらネバネバの液がどばーってなって 一瞬でぐるぐるのギチギチ全身がんじがらめの出来上がり〜」
💧
シェリア「どうしてそんな危険なものが設置されてるの!?」
パスカル「お姉ちゃんとケンカしてさ。その嫌がらせでやったの」
アスベル「そ 壮絶だな……」
パスカル「そーでもないよ? アスベルだってあったでしょ? 昔はさ」
アスベル「いや さすがにそこまでは……」
・・・
パスカル「シュシュっつとポン! よし 取れた! ほい。これで完了 っと ……ん? どったのシェリア? ぼーっとして」
シェリア「ううん……ただ二人がちょっと羨ましいなって」
パスカル「ケンカ?」
シェリア「私 家族とケンカなんてした事ないから」
アスベル「フレデリックだけだからな」
シェリア「うん。……やっぱりちょっと羨ましい」
パスカル「兄弟か……今から作れる方法っていったら……」
ポン
シェリア「え?」
パスカルがアスベルを見つめる


シェリア「ちょ……パスカル!」
💦
パスカル「ヒューバートがやなの?」
シェリア「もう……っ。そういう事が言いたかったんじゃないの!」


25:20〜26:02
それはオトメの特権よ
アスベル「アンマルチア族の長ってどうして人前で話すのをやめたのかな?」
シェリア「ポアソンがそう言ってたわね。私も少し気になるわ」
ヒューバート「どうせ ぼくたちにとってはどうでもいい話ですよ。それでも気になるならパスカルさんに聞いてみたらどうですか?」
パスカル「なんか 呼んだ〜?」
アスベル「どうして 長って人前で話さないんだ?」
パスカル「なんでも あの年になって自分の言葉がなまってるのがわかって 恥ずかしくなったらしいよ〜」
シェリア(本当にどうでもいい理由なんだ)
パスカル「好きなじーさまにその事を指摘されたんだってさ」
ヒューバート「言ったでしょう。やはりどうでもいい……」
シェリア「パスカル その話もっと聞かせてっ!」

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